用語『 魚介類 』


ハンガリーでもここ数年、魚専門店が少しずつ増えています。ただ、張り切ってお店に入ったはよいものの、見慣れない顔の魚たちが並び「 いったいどんな魚 ? 」となることも。名前からも想像がつかないことがあり『 ? 』の数は頭の中で増えるばかり。今回は、そんなときのための用語集です。

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魚に関する基本用語

海か川か
・hal ( ハル )  魚  複数形は halak ( ハラク )
・édesvízi halak ( エーデシュヴィーズ ハラク ) 淡水魚 ( 川、湖で採れる魚 )
・tengeri halak ( テンゲリ ハラク )  海水魚
魚の状態
・élő halak ( エールー ハラク ) 活魚
・friss halak ( フリッシュ ハラク ) 鮮魚
・fagyasztott halak ( ファジャストット ハラク ) 冷凍魚
・füstölt halak ( フシュトゥルト ハラク ) 燻製魚
・nyers hal ( ニェルシュハル ) 生魚

魚屋では刺身、寿司など生食用は sashimi、sushiと書いてあることも多いです。( ただ、入手できる種類はとても少ないです。 )

販売されるときの形
・tisztított、pucolt ( ティスティートット、プツォルト ) 内臓など除去し下処理してある状態
・szelet、szeletelt ( セレト、セレテルト ) 切り身、切り身になった
・filé ( フィレ ) 骨も除去してあるもの
魚への消費税は低いものの、、

ハンガリーでの付加価値税  ( VAT、日本の消費税に類似 ) の標準税率は 27% 。ただし、は豚肉、鶏肉などと同様に、2018 年 1 月から 5 % に軽減されました。

ですが、それでもお値段は全般的にかなり高め。ハンガリーが内陸国であることに加えて、魚の消費量が少ないことが大きく影響しているようです。

魚類の中で比較的安価なのは、コイ( Ponty ) ナマズ ( Harcsa ) など国内で採れるもの。その他は輸入がほとんどのため、どうしても高くなりがちです。どこの魚屋さんでも見つかるサーモン ( Lazac ) は、キロあたり 4,000 フォリント程度から。

業務用スーパー Metro のチラシより。一般の魚専門店よりはお得価格と言われますが、それでもお肉と比較すると高いです。価格はキロあたり。100 Ft ≒ 35.3 円 ( 2019 年 9 月末現在 ) Photo by Ako

魚の種類

国内のお店で、販売実績のある魚の種類一覧です。

表 by Ako

表 by Ako

*魚の日本語名はリサーチをしたうえで記載していますが、誤りがあった場合はご連絡いただければ幸いです。

貝・甲殻類の種類

表 by Ako

ABOUTこの記事をかいた人

鷲尾亜子

1997年よりハンガリー在住。日本とハンガリーでの新聞記者の経験を活かし、現在、Twitter では「 ハンガリーのニュース 」、また政治経済ニュースレター「 ハンガリー経済情報 」( 有料 ) を配信中。