ハンガリー子どもの強制予防接種

ハンガリーで義務付けられている 0 ~ 12 歳までの予防接種を表にまとめました。国民保険証を持ち公立診療所で行った場合は無償です。また、11 、12 歳時の予防接種は、公立学校では一斉に行われます。

予防接種スケジュール

ハンガリーの予防接種記録。実施したら「 ✖ 」がつけられます。Photo by Süni

ハンガリーでは出生直後から 12 歳まで、ポリオ、ジフテリアなど予防の 9 種類のワクチン接種が義務付けられています。2018年からは水疱瘡もこれまでの任意から強制に。

また、12 歳女子には HPV ( ヒトパピローマウイルス ) も 任意で推奨されています。( 接種の場合、公的保険に入っていれば無償 )

下表は月齢ごとの強制接種をまとめたものです。

表: 予防接種スケジュール  ( 人材省、2017 / 2018 年度 )

こうして見ると、乳児のときには 「 1 回につきそんなにたくさん? 」 とびっくりされるかもしれません。実際は DPT 、IPV 、Hib  の 1 ~ 4 回目はすべてが入った「 混合ワクチン 」で、その分の注射は 1 本ですのでご安心ください。またDTP 、IPV の 5 回目も混合ワクチン。打つのは、腕ではなく太ももです。

BCG は通常、出生時に病院で摂取します。

上表以外に、任意の予防接種には、インフルエンザ、髄膜炎、マダニ媒介脳炎、ロタウィルスに対するものなどがあります。( 公的保険に入っていても、原則有料 )

乳幼児期の予防接種は多く、風邪など体調を崩しているときと重なることがあります。
そうした場合は決して無理をせず、かかりつけの医師に相談しましょう!

予防接種については、日本外務省「世界の医療事情」ハンガリーでも確認できます。

現地校に入学・編入学される場合は、予防接種記録の提出を求められることがあります。ブダペスト日本人学校の場合は、「 予防接種調査票 」の提出が必要です。調査票はウェブサイトからダウンロード可能。詳細はこちらをご覧ください。

予防接種はプライベートクリニックで有料で受けることもできます。初診料を除き、ワクチンにより  6,000 Ft ( 約 2,600 円 ) 程度から。
※ Ft = ハンガリーフォリント

ワンポイント☆ハンガリー語

【 参考 ハンガリー語 】
予防接種  = védőoltás
BCG  =  Bacillus Calmette-Guérin/tuberculosis elleni oltóanyag
DTPa  =  diftéria-tetanusz-acelluláris pertussis komponenseket tartalmazó oltóanyag
Hib  =  Haemophilus influenzae b elleni oltóanyag
IPV  =  inaktivált poliovírus vakcina
PCV 13  =  13 -valens konjugált pneumococcus vakcina
MMR  =  morbilli-mumpsz-rubeola elleni vakcina
dTap  =  diftéria-tetanusz-acelluláris pertussis komponenseket tartalmazó oltóanyag újraoltás céljára
HPV  =  humán papillomavírus elleni oltóanyag
水疱瘡bárányhimlő

ABOUTこの記事をかいた人

鷲尾亜子

1997年よりハンガリー在住。日本とハンガリーでの新聞記者の経験を活かし、現在、Twitter では「 ハンガリーのニュース 」、また政治経済ニュースレター「 ハンガリー経済情報 」( 有料 ) を配信中。