ハンガリー・コロナ情報 (15) 大幅な制限措置導入へ

新型コロナウィルスの感染急拡大が止まらない中、オルバーン首相は 11 月 9 日、一連の厳しい制限措置の導入を発表しました。例として、夜の外出禁止は、20 時からに早まります ( 現在は 24 時以降 )。家族やプライベートでの集まりも最大 10 人まで

国会が承認すれば、11 月 11 日 ( 水 )  0 時からになります。施行期間は12月11日まで。政府は必要に応じて延長する方針です

追記 1:11日に発効したため、措置について追加、補足しました。公共の場でのマスク着用義務にもご注意ください!
追記 2: 11 月 24 日より、食料品店などでの買い物時間規制が始まりましたので、情報を追加しました。

追加制限措置

ハンガリー政府は 11 月 4 日から非常事態宣言を発令しています。

宣言と同時に追加措置 ( 当サイトでは4日に掲載済み ) も発表していますが、11 日からの追加措置により、重複分野は置き換えられました。

ハンガリー・コロナ情報 (14) 再び非常事態宣言

2020.11.04
追加措置
  • 公共の場所でのマスク着用義務
    人口 1 万人超の自治体が対象。
    「公共の場所」は通常、道路や広場を指しますが、具体的な対象場所は各自治体の長が指定。
    公園 ( 遊具のある児童公園ではなく広いパーク ) 、緑地帯は例外。またスポーツの最中は、着用義務を免除。
    ※その他、公共交通機関 ( 駅構内やバス・トラム停留所含む ) や商店・モール、郵便局や役所など顧客対応の場所では既に着用義務となっています。6 歳未満のこどもは義務免除。
  • 外出禁止の拡大
    夜 20 時から翌朝 5 時まで
    仕事、通勤、緊急事態は除く ➞証明文書が必要です。政府公式ウェブサイトにアップされた証明文書サンプルはこちらから
    犬の散歩は、自宅から 500 メートル以内ならば夜間でも可能。
  • 集会、イベントは原則禁止
    家族、プライベートの集まりは、最大 10 人
    結婚は披露宴なし
    葬儀は最大 50 人
    スポーツ試合は無観客
    文化イベント、クリスマスマーケットも禁止
    公共の場所で、グループになったり集まったりするのも禁止
  • レストラン、カフェ、バーなどは閉鎖
    デリバリー、テイクアウトのみ可。
    工場、社内、学校などの食堂は営業可能。ホテルなど宿泊施設のレストランは、宿泊客向けのみ可能。
  • 商店は 19 時で閉店
    たばこ店も同様に19時で閉店
    例外は、薬局およびガソリンスタンドサービス提供の店 ( 美容院など ) は、外出禁止時間の規則を守ったうえで営業可能。
  • ホテルは商用、教育目的の訪問者のみ宿泊可能。観光客は宿泊不可
  •  スポーツ
    屋外で個人で行うスポーツ( ジョギングやウォーキングなど ) は可能。
    趣味で行うチームスポーツ ( サッカー、バスケットボール、バレーなど ) は不可。
    フィットネスジム、スィミングプール、アイススケートリンクは閉鎖。
  • 美術館、博物館、劇場、映画館、動物園、公共温泉などは閉鎖
  • 大学はデジタル授業、寮は閉鎖
  • 9 年生以上 ( 高校に相当 ) はデジタル授業

※ 小学校 1 ~ 8 年生まで、また保育園・幼稚園は閉鎖しない。

買い物時間規制 ( 11 月 24 日から )
高齢者を守る措置として、65 歳以上の方には専用の買い物時間が導入されました。

🔽対象の店舗
・食品店
・日用品の販売店 ( 主にドラッグストアを指します )
・薬局

🔽買い物時間 ( 65 歳以上専用 )
平日:9 時 ~ 11 時
週末 ( 土・日 ):8 時 ~ 10 時

※65 歳以上の方は、この時間帯に限らず、何時でも買い物ができます。
※65 歳未満の方は、この時間帯は店舗に入ることができません。

出典:
政府コロナ対策本部 ( 2020年11月10日、 A kormány kihirdette a legújabb védelmi intézkedéseket )
官報242号

当サイトでは、大きな発表があったときに記事にまとめていますが、より早い情報を確認されたい場合は、Twitter をご覧ください。

ハンガリー暮らしの健康手帖 Twitter
ハンガリーのニュース Twitter

また、在ハンガリー日本国大使館も、ウェブサイトで詳しく記載しています。

【免責事項について】「 ハンガリー暮らしの健康手帖 」は、情報発信の際、正確を期すために法令確認など最善の努力をしています。しかしながら、法律の専門サイトではなく、正確性・完全性を保証するものではありません。詳細につきましては、必ず関連公的機関の公式サイトをご参考にされるか、直にお問い合わせください。

ABOUTこの記事をかいた人

鷲尾亜子

1997年よりハンガリー在住。日本とハンガリーでの新聞記者の経験を活かし、現在、Twitter では「 ハンガリーのニュース 」、また政治経済ニュースレター「 ハンガリー経済情報 」( 有料 ) を配信中。