[PR]海外引越・仕分けをしっかりしてストレスフリーに

さぁ、引っ越しの準備!となった時、モノの山を前に何から始めますか ?

作業をスムーズに終わらせるための大原則は、荷物をきちんと仕分けすること。逆に仕分けしていないと想像以上に時間がかかったり、とんでもない間違いも発生したりしかねません。仕分けの手順とコツを NX ドイツ ( 旧ドイツ日本通運 ) ブダペスト支店の矢野典子さんに伝授してもらいました。【PR】

[PR]海外引越を成功させるための 4 つのポイント

2021.09.01

「 仕分け 」が命

とある家族の航空便向けの荷物。記事と直接の関係はありません。画像:NX 提供

 

仕分けが大事なのは、国内引越も海外引越も同じです。

でも、どういう視点で仕分けするかは、海外引越となると違ってきます。

まずは次の 2 つに選別。

  1. 日本へ送るもの
  2. 日本へもっていかないもの ( 第 3 者に譲るもの、処分するもの)

さらに、① の日本へ送るものについては、次の3つの輸送モードで仕分けをするのが基本です。

  • 帰国する際に飛行機で持ち帰るもの ( パスポート、航空券、貴重品など )
  • 航空便
  • 船便

 

 

仕分けができていないとどれだけ困るのか

矢野さん
まず知っていただきたいのは、梱包作業員さんはお客様が想像されるよりもはるかに作業が速いということです。30 分あれば 10 箱くらい梱包していきます。

貴重品の隔離も、作業員さんが入る前に終わらせておくことが鉄則です。

仕分けを完璧にしておかなくても、当日に口頭で「 これは船便で、これは航空便で 」とお願いすればいいかと思われるかもしれません。

でもそれをしてしまうと、作業員さんの手が止まり、大幅な時間のロスに。しかも、間違いも起きやすくなります。

 

仕分けが曖昧だったために実際に起きたよくあるパターンを、いくつか紹介します。

パターン① 貴重品が行方不明に
出国当日に手荷物で持って行くものが他の荷物に混ざってしまい、梱包作業をストップして探すことに。また、お引越荷物として業者側がお預かりできないものが紛れ込んでしまうこともある。

パスポート、航空券、現金、宝石など貴金属類などがこれに相当。探す作業には往々にして多大な時間がかかる。

パターン② 荷造り後に再仕分け
「 やはりこれは航空便で持って行きたいからもう一度船便用の箱開けていただけませんか 」とお客さんの方から言う。

そうなると作業員は再び箱を開け、仕分けし直し、他の物といっしょにまた詰め直し…となる。

逆に、もう一度あの箱を開けて仕分けし直したいと思っても、作業員の顔色を窺って諦めるお客様もいる。

パターン③ 借り物なのに梱包
アパートに備え付けの食器などまで間違えて梱包されてしまう。作業員が帰ってからあれがない、これがない、となる。

 

 

矢野さん
こんな風になると、お客様と作業員の間でギクシャクして雰囲気が悪くなったり、お客様が我慢してストレスを抱え込んでしまったり。大家さんともトラブルになることがあります。

矢野さん
引越の荷物を出すとき、お部屋の「 片付け 」はしなくてもよいんですよね。

ただ、仕分けが誰の目から見ても明らかというのが大事です。

そしてご自分の中でも、どこに何があったかがクリアになっていることが大事です。

 

実際の仕分けのステップ ( 動画 )

では、実際にどのような手順で仕分けしていくか、見ていきましょう。( 動画 49 秒めから)