美味しいハンガリー産ワインやハチミツなどを日本にお土産で持ち帰りたいけれど、心配なのはスーツケースの中で割れてしまうこと。
どうすれば、リスクを最小限に抑えられるのでしょうか。海外引越のプロ・矢野典子さん ( NX =旧 日本通運ブダペスト事務所 ) にコツを伺いました。
複雑なことは一切なし。ただいくつか、気を付ける必要があります。
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ワインを包む
ハンガリー産ワインは年々質も上がっていて種類も多く、予算に合わせて選べるので人気があるお土産です。
免税範囲は 3 本まで。ですが、それを超えても 1 本あたりの税金は 100~150 円のため*、スーツケースで 4 ~ 5 本持ち帰る方も結構います。矢野さんもそんなお一人。今回の一時帰国のパッキングでは 6 本を詰め込みました。その様子を見せてもらいました。
使うのは、紙と気泡緩衝材 (プチプチ、エアーパッキンなどの商品名でお馴染みの粒状の気泡が入ったシート ) のみです。
*免税範囲を超えて日本に持ち込む場合は、機内で配布される『携帯品・別送品申告書』にその旨記入。日本到着時に、スーツケースを受け取った後、税関の方に行きその紙を提出します。納税のための振込用紙をもらって、管内に設置されている銀行窓口で手続きできます。詳細はこちらをご覧ください (日本税関「旅客のお土産等の携帯品に対するEPA 税率の適用について」、「入国時の税関手続き」) 現在は、電子的な申請も可能です。なお、ハンガリー出国までに書類を別途準備する必要はありません。
それぞれのボトルが梱包できたら、スーツケースに入れていきます。
なるほどぎっしりですね。
スーツケースの強度などにより、この方法で破損しないと 100 %保証するものではありません。心配な方は、紙で包んだワインボトルをさらにビニール袋に入れる、逆に周りを囲む衣服をビニールに入れるなどすると万が一の時に備えられます。
続いて、ハンガリーのお土産として人気のハチミツの包み方を見ていきましょう。
ハチミツボトルを包む
ハンガリー国産の蜂蜜には、日本では珍しい種類のものがたくさんあります。そのため、矢野さんは毎回、大量に「蜜輸」するのだとか。たいてい瓶ではなく、プラスチックボトルを選びます。
ただ輸送途中に圧迫されたりして漏れることもあるので、ラップで巻いておくことがポイントです。
では実際の巻き方を見てみましょう。使うのはラップだけ。緩衝材は使いません。
こちらも最後、念のためにビニール袋に入れておくとよいかもしれません。
プラスチックボトルではなく、瓶詰めを持ち運ぶ場合は、ワインボトルと同じ要領で梱包してください。
個人が最終製品としてのハチミツを日本に持ち込むことは可能ですが、はちの巣入りは禁止されています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
NIPPON EXPRESS (DEUTSCHLAND) GmbH & Co. KG Budapest Branch
担当者 : 矢野 ( Ms. ) / 日本語でどうぞ。
住所 : Airport Business Park B4, Lorinci ut 61. 2200 Veces, HUNGARY
TEL : +36 29 553 807
E-mail : nede-bud_rmv@nipponexpress.com
ウェブサイト: http://www.nipponexpress.com/moving/hu/
日本からハンガリーへお引越の際は、NX 海外引越サイトよりお問合せください。( ここをクリック )
※ NX の海外引越サービスをご利用になるお客様には、緩衝材などを無料で提供しています。
また、スーツケースの中で輸送中に動かないように、周りに洋服や靴下を詰めるようにしてください。