ハンガリー・コロナ情報 ( 26 ) 追加緩和、マスク全面解除など

新型コロナワクチンの接種者が 550 万人に達した場合、制限措置がさらに緩和されます。

マスク着用義務が全面的に解除になる他、免疫証明書を持っていない場合でもレストラン店内での飲食などが可能に。

達成は 7 月 2 日の見通しです ( 早ければ翌 3 日実施 )。( 2 日夕方追記:政府は先ほど550万人を達成したと発表。そのため3日から実施になります)現在の入国規制のポイントを含め、最新情報をまとめました。 

( 最新の情報は、当サイトのTwitterもしくは『ハンガリーのニュース』Twitterでご確認ください。)

緩和の内容

日常生活はだんだんと回復。現在は、1 日あたりの新規陽性確認は 2 桁まで低下。デルタ株が拡大している兆候はなし。Photo by Ako

ハンガリーでのコロナ感染状況は、3 月~ 4 月の最悪期を超え順調に改善しています。死者数は、7 月 1 日にほぼ 10 か月ぶりに初めてゼロに。

ワクチン集団接種が進んだことが主な要因で、政府はこれまで、ワクチンの 1 回目接種者 の増加に伴い制限措置を段階的に緩和してきました。

今回は、550 万人達成  ( 人口の約 57 % ) で次のように緩和すると決定。

( 2日夕方追記:政府は 550 万人達成と発表。そのため、7 月 3 日に実施になります。)

 

制限措置の追加緩和
  • 屋内でのマスク着用義務を全面的に解除 → 店舗内、公共交通機関などでマスク不要となります。
  • コロナ免疫証明書を保有していなくても、以下の施設・場所の利用が可能に
    ・レストラン・カフェの店内での飲食
    ・美術館、映画館、動物園など文化余暇施設
    ・事前に座席指定券を得ている文化イベント
    ・ホテル
    ・スパ(温泉)
    ・プール、川や湖水浴場
  • プライベートの集まりやイベントの参加人数上限は100人に ( 現在は 50 人 )
  • 結婚披露宴の参加人数上限は400人に。( 現在は200人 )
  • 店舗内の客人数上限 ( 10 平米辺り1 人 ) は解除
  • 大学など高等教育機関は、対面授業再開に向けた準備を可能とする。

マスクは、病院など医療機関、社会保障施設では例外として着用義務が維持されます。

追加緩和の詳細についてはこちらから ( 政府コロナ対策本部 )

残っている制限措置

制限措置の大半が解除になりますが、引き続き免疫証明書保有者のみ参加が認められているものもあります。

例として、 スポーツ観戦、音楽・踊りイベント、その他の屋内集会、また屋外ならば500人超の集会です。

18 歳未満の場合は、自身が免疫証明書を保有しているか、または同伴者の保護者が免疫証明書を保有していれば参加可能です。

 

入国規制はどうなった ?

次に、ハンガリーに入国する際の基本ルールを見ていきます。

日本から入国する場合、EU 共通のコロナ証明書を持っている場合、2 国間合意のある国で免疫証明書を持っている場合、陸路の場合などで異なりますのでご注意ください。

また制度は頻繁に細々変更されますので、渡航前には必ずハンガリー警察政府コロナ対策本部在ハンガリー日本大使館公式サイトなどで確認されることをお勧めいたします。

 

日本から入国する場合

日本から出発するのであれば、ハンガリーの入国規制は基本的には変更はありません

日本→ハンガリー入国の基本ルール
  • 商用 ( 商用を証明すれば入国後の隔離義務なし)
  • 留学や特別な事情 ( 警察に渡航目的を明示し入国許可を申請。入国後 10日間の隔離義務あり )
  • 家族(国際結婚など)→ ( 日本から出発した場合は、入国後 10 日間の隔離義務あり)
  • 観光✖  ( 日本からの観光目的での入国は認められない )

※過去 6 か月に感染、回復した場合は入国制限なし
※ハンガリーのコロナ免疫証明書を保有している場合は再入国の際制限なし

詳細は、こちらの記事の 3. 入国規制 ( 商用、その他の渡航目的 ) をご覧ください。

ハンガリー・コロナ情報 ( 20 ) ワクチン 250 万人接種で緩和開始

2021.03.29

 

EU 共通証明書による規制免除

EU では、7 月 1 日から域内共通のコロナデジタル証明書 ( EU Digital COVID Certificate ) の本格的な運用が開始になりました。

この証明書 ( スマホにダウンロードするデジタルタイプ、もしくは紙タイプ ) の保有者は、EU 域内を制限なく移動できます。つまり、PCR 陰性証明の提示、入国後の隔離義務なしに。ハンガリーへも同様に自由に入国可能になります。

証明書の発行対象は、次の 3 つのうちどれかを満たしている場合です。
◎ ワクチン 2 回接種完了
◎ PCR 検査陰性証明
◎ コロナ感染後回復

EU 証明書に関しましては、ハンガリー免疫証明書との互換性など、詳細を改めて別記事にてお伝えする予定です。

 

2 国間合意による規制免除

ハンガリーのコロナ免疫証明書を保有している場合は、2  国間合意により入国規制 ( 隔離義務、PCR 検査陰性証明提出など ) が免除されます。接種ワクチンの種類は問われません。

免疫証明書で入国規制が免除される国
・アルバニア
・バーレーン
・キプロス
・チェコ
・北マケドニア
・ジョージア
・クロアチア
・カザフスタン
・スロベニア
・モロッコ
・モルドバ
・モンテネグロ
・セルビア
・スロバキア
・スロベニア
・トルコ
・ウクライナ

( 2021 年 7 月 1 日現在 )

※ただし、免疫証明書のみだけではなくワクチンを接種した際に渡される紙の提示を求められることがあるそうです。

また、18 歳未満の未成年の場合、保護者が免疫証明書保有でも自動的に入国できない場合があります。

ハンガリー・コロナ情報 ( 22 ) 免疫証明カードでできること

2021.04.30

 

陸路で入国する場合

6 月 23 日より、陸路の場合は、ウクライナからを除き、国籍、コロナ免疫証明書の有無にかかわらずハンガリーに入国可能です。( パスポートなど渡航書類は携帯している必要はあります。)

この措置は飛行機での入国には適用されません。

詳細についてはこちら ( ハンガリー警察公式サイト ハンガリー語英語 )

 

公的機関によるコロナ関連情報

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ABOUTこの記事をかいた人

鷲尾亜子

1997年よりハンガリー在住。日本とハンガリーでの新聞記者の経験を活かし、現在、Twitter では「 ハンガリーのニュース 」、また政治経済ニュースレター「 ハンガリー経済情報 」( 有料 ) を配信中。