熱っぽい、頭が痛い、のどが痛い….。医者に行くほどではないけれど、薬でなんとかしたいと思うとき。そんなときのための、処方箋なしで買える一般的な市販薬の早見表です。
表には主要成分も付記しました。日本から常備薬を持ってきていたけれど、実は成分が同じ薬がハンガリーにもあった！ ということもあります。ご活用いただければ幸いです。
頭痛、発熱、生理痛、痛み
※ Cataflam ( カタフラム ) の主成分ジクロフェナクカリウムには、炎症を鎮める効果があります。そのため当地では、筋肉や関節の痛みや、歯痛や抜歯後、手術後などによく勧められます。また熱を下げる効果も。Cataflam、Voltarenともに飲み薬の他に、関節痛など向けにジェルタイプもあります。
風邪
総合感冒薬
この表を見ると、「 え、全部同じ？ 」と思われるかもしれません。
しかしこれは、単に主要成分がパラセタモール ( アセトアミノフェン ) で同じということ。含有量はそれぞれ違います。
また、その他の有効成分 ( 鼻づまり、咳向けなど ) の組み合わせ方も少しずつ異なります。詳しくはこちらの記事を参照してください。
咳、のど、鼻
主要成分は、基本的に英語表記になっています。( ハンガリーの薬使用説明書やネット検索でも英語のことが多いため。) ハンガリー語単語とかなり違う場合は併記しています。
アレルギー ( 花粉症 )
当地にはセチリジンの錠剤だけでなく、滴剤もあります。2歳以上から使用可で処方箋は必要なし。子どものアレルギー性鼻炎や蕁麻疹などの症状軽減にも使われます。大人の場合、花粉症だけれどアレグラが合わないという方がセチリジンを使用することもあります。追記：2024年8月1日
その他
主要成分は、基本的に英語表記になっています。( ハンガリーの薬使用説明書やネット検索でも英語のことが多いため。) ハンガリー語単語とかなり違う場合は併記しています。
在留邦人や家族が実際に使ったことのあるもの、また薬局で勧められたものではありますが、当サイトとして特定の薬を推奨するものではないことにご留意ください。
また、同じブランド名の製品でも種類により主要成分が異なるときがあります。成分を把握されたい方は、使用説明書にてご確認ください。
ここに取り上げていない薬で、《 使ってみてなかなかだった 》というものがありましたら、下記アカウントにご連絡いただければ幸いです。
「 ハンガリー暮らしの健康手帖 」
